オンライン・セミナー、授業 PART1

先日、ある学会の委員会で、外部の有識者からというご依頼で基調講演の機会をいただきました。学校関係者の学会内での活動活性化の委員会とのことで、グローバル目線での日本の位置づけと労働生産性向上を示唆する内容で1時間弱、講演しました。残念ながら講演内容はさほど共感をいただけませんでしたが・・・

さて、私としては初のオンラインセミナーであり、貴重な経験となりました。自宅からPCを前にして、パワポの画面を指し締めながらの講演ですが、想像以上に容易に対応ができ、質疑応答も、通常の講演と何ら変わらないと感じました。強いて言えば、講演中の反応がわからないことです。これは功罪の両面があります。会場内でしきりにうなずく人がいるとやりやすくなり、一方、腕を組んで首をひねるような人が目につくと、逆にしゃべりにくくなります。その点、オンラインは反応がわからない分、講演での説明に集中できます。ただ、唯我独尊になったり、聴講者が理解不十分なのにどんどん進めてしまう懸念もあります。

在宅勤務をしていた折、オンラインにて、社内はもちろん、お客様とも打ち合わせをしましたが、便利なものです。移動時間不要ですので、スイッチを切り替えるように、オンライン対応ができます。近場での打ち合わせでの往復1時間程度、今回の依頼のセミナのケースですと往復で10時間弱必要でしたので、かなり大きなメリットです。

営業的な最後の値段の探り合いみないなことは対面でないとやりづらいでしょうが、そのあたりも、オンラインに長けた人が有利になっていくのではないでしょうか?