日本の生産性
「プラスチックエージ」8月号(2020年)の巻頭言、FORUMは、静岡大学の酒井先生によるものでした。
「プラスチックエージ」最新号情報
要旨は、日本の一人当たり生産性の低さや年功序列賃金体制の陳腐化に関する問題提起とその対応がデジタル化の拡大推進というものでした。この論旨は、先週開催された某学会の委員会での弊職の基調講演の骨子と全くもって一致します。この講演の要旨はまた別の機会にご紹介できればと考えています。
元ホンダの内田孝尚さんも、日本は素晴らしいというJapan Originalの認識を捨てて、欧米に圧倒的に後れを取ってしまった技術開発、特にバーチャルエンジニアリングで再興しないことには日本自動車産業の未来は無いと主張しています。参考書の中ほど、ご参照ください。
なお、内田さんは、この本のパート3をつい先日出版されました。
日本国内目線ではなく、グローバルな目線で日本の位置づけを再認識して、デジタル活用で競争力を回復する、この主張を日々繰り返すことが必要だと再認識しました。