トヨタとサムスンの違い(2)

在宅勤務の評価をどうするかが話題となっています。成果の客観的な評価指標を明確にする必要があると言われています。

さて、トヨタもサムスンも従業員の評価プロセスや指標は明確となっています。期初にコミットし、期末に上司と自分で査定し交渉するというところも同じです。

しかし、定量化度合いはだいぶ異なります。トヨタは100%定量評価できない目標も許容しますが、サムスンはすべて数字目標です。会社の違いではなく、国民性の違いかもしれません。

以前、日本のある学会を聴講した折、韓国の大手企業Xの方が立て続けに3人ほど発表していました。そのセッションのテーマとはずれた内容の発表で違和感がありましたが、どうも確信犯での発表のように感じました。これって、「海外の学会で発表する」というコミットメントの成果を上げるためではなかったのかしら、などと勘ぐってます。