台湾BEV 現地調査 -現地からの速報-

電気自動車の普及状況の調査のために、台湾を訪問しました。まずは速報ベースでの報告です。なおこれまでの各国調査レポートは以下から。

中国(上海)現地調査
韓国(ソウルとその周辺)現地調査
ベトナム 現地調査

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台北から

台湾に初上陸しました。

もちろん台湾らしさもいろいろありますが、見慣れた漢字や日本に類似(日系企業による?)したインフラの雰囲気等、思ったよりも、だいぶ異国感が少ない印象でした。

結構見かけるTESLA

台湾現地の自動車販売関連サイトの情報によると、2023年の新車販売に占める純電気自動車(BEV)のシェアは5.3%とされています。日本の約2.5倍、韓国と同程度です。現地自動車販売協会の統計データによると半分強がTESLA、ついで、BMWが約18%メルセデスベンツが約8%となってます。

このことから、現地で見かけるBEVの大半はTESLAと想定していましたが、まさにそんな状況でした。初日だけで数十台目にしました。モデルYと3が大半です。

今年4月発売の現地BEVも見かける

iPhoneなどの受託製造世界TOPのホンハイ(鴻海精密工業、フォックスコン)によるBEV開発連合体MIH(Mobility In Harmony)の開発BEVが販売されています。鴻海とともにMIHの主体である裕隆汽車集団のブランドLUXGENから発売されたn7です。中型SUVです。

初日にさっそく見かけました。写真右の白い車です。その左の車はおそらくICEのLUXGENです。

電動バイクもちらほら

中国はほぼ100%電動バイク、ベトナムはほとんど普及していませんでした。台湾ではちらほらと電動バイクが普及しているようです。街中の停車バイクからは、その割合は20台に1台程度のようです。左から3つ目の緑色のナンバープレートが電動バイクです。

当地では、10年以上前からGOGOROが交換バッテリーのステーションに取り組んでおり対応した電動バイクも発売されています。この点も今回の取材ターゲットです。

EV四輪やEVバイクのナンバープレートには「電動車」

四輪車、二輪車ともに電動では、その上部に漢字で「電動車」と表記されています。

中国や韓国のようにナンバープレートの色そのものが違うわけではなく、ぱっと見ではわかりません。今後のビデオ解析からの電動車率算出は困難をきわめそうです。

さらなる詳細、ショールームレポートや試乗結果などを続報します。

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