12月初めにタイ バンコクで開催された MOTOR EXPO2024を取材しました。
最大の目的は、中国OEMのBEV動向の調査です。特に、日本ではあまり知られていなメーカーや車が多数出品しているようです。

また、類似も含めて年に4回開催されているという状況が示すように、新車やコンセプトカー展示といったパリ・東京・フランクフルトなどでのモーターショーとは異なり、展示即売会の様相が強い展示会という点も興味深い点でした。

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万全の取材体制として、現地で2名のコーディネーターに依頼しました。現地工業界に詳しく20年に渡りタイでビジネスを進めている実務ベテランの日本人と、自動車分野に精通している若手タイ人エンジニアです。見学前後のインタビューから、我々だけでは把握できないタイならではの背景などの情報も得ることができました。

詳細は、個別コンサルティングや各種セミナーでご紹介してまいります。当社サイトでは、写真を中心に概要をレポートします。

会場の雰囲気、まさに展示即売会

取材した12月5日は、たまたまタイの祝日でした。前国王ラーマ9世生誕記念日・父の日だそうです。開場から15分ほどの入場でしたが、ものすごい人出でした。展示即売会という様相も強いところで、家族総出、数人でクルマの品定めという客層も多いようでした。この期間中に何台売ったか、売れたかという点もPR点になっているとのことです。連日、出展メーカーごとブランドごとに成約台数が公表されています。

「今だけ」「ここだけ」という価格を前面に出しての展示も目立ちました。特に中国系のBEVはその傾向が強いようです。

中国系の躍進が目立つ。

取材先やその順番はあらかじめ日本で検討しました。その際に、中国系の展示の広さに驚かされました。日系の約1.2倍程度です。一方で、韓国系、米系、欧州系の展示は限定的でした。

写真はBYDのブースです。

個別のコンサルティングサービスでは更なる詳細や今後の方向性などを解説いたします。
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