
中国や東南アジアの現地に赴き、BEVの普及をはじめとする現地の自動車状況の調査を継続しています。東南アジアでは、ある意味、日系のシェアが異常に高かった背景もあり、日系のシェアは下降気味です。台湾やベトナムでは現地のBEVメーカーの台頭、中国やタイは中国BEVメーカーの勢力拡大の影響です。
部品や材料といった日系の自動車サプライチェーンの主たる顧客は日系OEMですので、日系自動車のシェア低下は由々しき事態です。
一方、これらの調査からは、日系主要Tierの戦略的現地参入が垣間見えます。
今回は、ヤマハの参入戦略のご紹介です。
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プレミアム車載オーディオ
高級なスピーカーのイメージが強い BoseやJBL、どちらもアメリカ発です。
BMW、メルセデス・ベンツなどが採用しているharman/kardonもアメリカ発のプレミアムなオーディオブランドです。
ドイツで誕生したBurmesterもトータルサウンドに優れており、メルセデス・ベンツが好んで採用しています。
レクサスだったらMark Levinsonとなります。車載プレミアムとしては、単に高級なスピーカーや音響機器を搭載しているだけではなく、車両の室内空間を考えてのトータルパッケージでの提供です。車室内が高級オーディオルームになる感じです。
ヤマハの車載オーディオ
当社サイトは車関連の話題が主ですが、今回のヤマハは、バイクやモーターボートのヤマハ発動機ではなく、楽器や音響機器のヤマハ(いわば本体側)です。
日本では車載オーディオとしてはなじみがないところです。一方で、上海現地でのBEV調査で現地ディーラーの展示車を見た折に、インパネ中央のスピーカーにYAMAHAと記載されていました。あれ?ヤマハの車載オーディオ?
以下のZEEKRの車のインパネ上部中央に。ヤマハのマーク付きのスピーカーが配置されていました。



ということで帰国後調査したところ、中国ではそれなりに浸透していました。
最近は、日本でも三菱自動車のアウトランダーなどに搭載が始まっています。
ヤマハの戦略
ヤマハのピアノは世界シェアの1/3を占めます。楽器メーカーとして高いブランド力があるヤマハ。中国の新興EVメーカーから展開を始めたという、絶妙な戦略と感じました。
「ピアノで有名なヤマハのプレミアムオーディオを、この車に搭載するにあたってチューニングしてあります。」強い売り文句になりませんか?
以下は、以前のYAMAHAのウエブサイトでの搭載事例です。

現在は、以下となっています。

ヤマハはさらに、走行音が静かになるBEVに対して、音作りも提案しています。
以下はヤマハサイトでの掲載です。

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