【展示会レポート】オートモーティブワールド@名古屋 全体状況
10月22日、ポートメッセなごやで開催された【名古屋】オートモティブ・ワールド(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)に参加しました。
全体概要; 会場の雰囲気など
先月、開催された【名古屋】ものづくり ワールドと比較しますと、人出のほうはだいぶ戻ってきた雰囲気でした。従来のリアル展示会7、8割程度の人出になっている印象を受けました。
前回は4割近くの出展ブースが出展取りやめ、空状態でしたが、今回は全体の1割位までに減っていました。
ポートメッセ名古屋の会場のうちの第2展示場では
第3回[名古屋]スマート工場 EXPO -IoT/AI/FAによる製造革新 展-
第3回[名古屋]ロボデックス -ロボット [開発]・[活用] 展-
第3回[名古屋]ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発
が同時に開催されてました。こちらのほうは人出は多いようでした。
オートモティブ・ワールドは第3展示場でした。
なお、こちらは以下で構成されてます。
第3回[名古屋]カーエレクトロニクス技術展 (カーエレ 名古屋)
第3回[名古屋]EV・HV・FCV技術展 (EV JAPAN 名古屋)
第3回[名古屋]クルマの軽量化 技術展
第3回[名古屋]自動車部品&加工 EXPO (通称:カーメカ 名古屋)
第3回[名古屋]自動運転 EXPO
クルマの軽量化 技術展を主たるターゲットとしました。
前回同様に、トヨタ系のユニフォームを着ている人は見かけませんでしたので、いまだ出張が許可されていないのでしょう。その割には、人出があるようでした。
ポートメッセなごやとしては、おそらくは今年初の大規模なリアル展示会ということもあるのでしょうが、日経の中部経済欄に記事掲載されていました。その記事の中でも紹介された東洋紡の件は、次回のブログに掲載します。
リアルの展示会と同時に、オンライン展示も実施しており、各展示会社にアクセスできます。おおよその構成としては、各社1-3分程度の会社イメージ+主要製品PRのビデオが流れ、カタログがダウンロードできるというものです。展示会の期間中であれば、リアルタイムに会場の説明員とチャットも可能です。なお、アクセスのためには、登録が必要で、その登録情報(氏名・所属会社名・メールアドレス)は、アクセスした会社に開示されます。
前回9月の展示会と比較すると、このオンライン展示会もだいぶ内容が充実していました。ただ、すべて平面的で同格に見えます。目的意識を持っての特定の調査には使えますが、何か新しい情報をつかむということはまだまだ不可能です。会場風の3D画像があり、そこからのアクセスとなるとだいぶ印象が異なると思います。オンライン専業の企画会社であれば、どのあたりのDX活用がカギとなるでしょう。リアルを優先したい場合は、オンラインの充実は背反になってしまうのでしょう。その意味では、展示会も、DXで業態が変化するでしょう。
引き続き、東洋紡とユニチカのブース見学の件、および、一番の目的であった「空飛ぶクルマ」の講演についてレポートします。