水素エネルギー社会(25) ヒュンダイFCVのNEXO 日本で販売
NEXOの日本販売価格が706.2万円
正式な販売には至っていないようですが、すでに日本での型式登録が終了しており、CEV補助金対象のFCVとしても指定されています。
指定車両は3種で MIRAI、NEXO、CLARITYとなっていますが、前回ブログに掲載したようにホンダが生産を中止しましたので、同時に販売中止となっており、今現在の対象車両はMIRAI、NEXOとなります。ホンダがFCV販売を再開するとしたら、数年後、GMとの共同開発車の生産委託車両輸入という形と推定されます。
さて、次世代車の補助金窓口事業を担当している一般社団法人次世代自動車振興センターのホームページで詳細を確認しますと、NEXOの日本販売価格が706.2万円であることがわかります。旧型のMIRAIの673.6万円と販売中止となったCLARITY712.4万円の間に位置しています。
NEXOの日本販売の環境は整った
先のブログ
水素エネルギ社会(19)ヒュンダイ FCV ついに日本で販売へ
で掲載したように、NEXOの日本販売は環境が整っています。
FCVの比較は以下もご参照ください。
HyundaiとToyotaのFCVスペック比較
ヒュンダイ 大型観光バスは日本で販売中
ヒュンダイは乗用車販売では日本から撤退しましたが、大型バス ユニバースは一定の販売実績があります。
ピーク時には年間で160台あまり、総数で数百台の販売となっています。実際に私も、新名神などで、外国人観光客向けのツアー会社の運行バスとして活用されている状況を目の当たりにしました。
集合住宅に住んでいる場合、FCV補助金が使えない
補助金を活用して安価にNEXOを購入できるのであればモニター的な購入を考えます。
ただし、補助金の条件を考えると集合住宅に住んでいる関係上、むずかしいようです。
補助金の条件は、たとえば、
自宅のエネルギがすべて次世代エネルギ由来であること(環境省)
外部へ給電可能な車両で自宅にその受電設備があること(経産省)
などです。