プラスチックのリサイクル技術 企業編

当サイトで常にアクセス数が高いブログ内容は
SDGsバッジ 国連から直接買ってみた
です。話題性として興味深いのでしょうか? 写真のバッチが国連から送られてきたバッチです。

さて、各種の講演・セミナをお受けしていますがその際には、ほぼかならずSDGsの話題に触れてきました。昨年末からはそれに加えて、2050年のカーボンオフセット、すなわち温室効果のある炭酸ガスの排出をゼロとする取り組みもトピックスとしています。

プラスチックに対するアゲインストの風

ちょうど一年前、20年7月からのレジ袋の有料化、あるいはプラスチック製のストローの廃止など、ここ1,2年で急激にプラスチックに対する風当たりが強くなっています。その多くは合理的な根拠なく、観念的な主張であったり、便乗してビジネスにしたりという状況は、みなさんも当然お気づきの状況です。

たとえば、レジ袋有料化のプラスチック資源使用量低減量はどの程度なのでしょうか? 
タレントで女医の丸田さんがテレビ番組で
「いったいどの程度削減されたのか? 地域によってはゴミ袋を新たに購入するなど使用量増加を誘発している。誰が責任をもって削減量をフォローしているのか?」
との趣旨の発言をしてましたが、全く同感です。われわれエンジニアとしては冷静な視点で、科学的に有意義な方策での対応を望むところです。しかし、政治経済的な動き、儲かることへの投資の勢いが強すぎて、合理的な取り組みの主張はかき消されてしまう雰囲気です。

SDGsウォッシングという言葉をご存知ですか?

各企業はこの辺りに敏感で、SDGsへの取組み企業活動を、ブランドイメージ向上に活用しています。

私は消費生活アドバイザーでもありますが、その資格継続講習の際に、グリーンウォッシングという言葉を習いました。あたかも環境にやさしいとアピールしているものの、実体のない状況を指し示します。SDGsに対しても同様にSDGsウォッシングといいます。SDGsの17のゴールのカラーイメージを自社のホームページに貼り付けただけであったり、その中のどれに相当すると主張しながら、実態活動が伴わない、たとえば、年次をおった具体的数値目標が何も設定されていないような活動です。

レジ袋の有料化は、日本政府?官僚?のSDGsウォッシングに見受けられます。

SDGs対応の企業活動

そのような中で、サントリーの取組みが、まさに企業ブランド向上に役立っているように感じています。

ポイントをまとめると

詳細はこちらをご確認ください:サントリーにおけるSDGsへの取組み

他の企業の取組みは以下も参照ください。
 帝人の取組みはこちら:帝人におけるSDGsへの取組み
 トヨタ自動車の取組みはこちら:トヨタ自動車におけるSDGsへの取組み

次回は、「プラスチックのリサイクル技術 企業編最新版」を予定しています。