K2022 プレス・プレビュー 概要
今年は、3年おきにドイツで開催される世界最大のプラスチック・ゴムの展示会開催年です。
10月19日から26日までの8日間、ドイツ デュッセルドルフのメッセデュッセルドルフにてK2022として開催されます。
前回2019年がコロナ禍の3か月前、今年が2022年10月後半の開催ということで、コロナ禍をまたぐ形で影響を受けずに済むスケジュールとなりそうです。
K2022の内容周知のため、6月20日から22日の3日間、各国からプレス代表者約60人を招待したプレビューが開催されました。
私も日本のプレス代表として招待されましたので数回に渡り詳細を報告します。
なお、全体を通したまとめレポートは月刊「プラスチックス」10月号に掲載予定です。
写真のように3日間に渡り主要な出展企業が全世界のプレス代表に対してプレゼンします。
各社ごとの記者会見です。同時に各企業からはプレスリリースも発表されます。
日本はもちろん、各国ともにプラスチックにとっては過剰なまでともいえる逆風にあります。
そのような環境下、世界最大のプラスチック・ゴムの展示会K2022のテーマには大変興味を持って参加しました。
K2022の概要
まずは、K2022そのものの概要をお伝えします。
世界最大のプラスチック・ゴムの展示会として、原材料、半製品や加工品、成形機などの設備関連、その他サービスの4カテゴリーでの展示となります。
最大の参加は設備で1698の企業と機関、ついで素材関係の775社となります。
下表は前回K2019と今回K2022の参加社の国・地域別リストです。
このリストには地元ドイツは含まれていません。
最大の参加国はイタリア、次いで中国です。
企業数としては1割程度減少していますが展示面積的には前回同様です。
ついでインドです。日本はもともと参加数的には少なく、今回は23社がエントリーしています。
なおロシア企業は今回不参加です。
今回のテーマは、循環経済、デジタル化、気象変動対応の3つです。
特別展示としては、最新テーマ展示とショー、大学や研究機関による最新研究のフォーラムとしてのサイエンスキャンパス、循環経済パビリオン、スタートアップゾーンなどが予定されています。
開催内容確認や入場券オンライン購入などは、以下からのアクセスが便利です。