日産の軽EVサクラ(SAKURA) 試乗その1 内外装とパッケージ
これまで当社では、5月の横浜での「人とくるまのテクノロジー展」、
8月の日産ギャラリー横浜での実車チェックに関してレポートしてきました。
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今回、ようやく試乗しました。
その1では、内外装に関してレポートします。
日産車共通のデザインコンセプト
フロントパネル
写真からわかるように、SAKURAとARIYAは、
ガソリン車のラジエターグリルに代わる光沢フロントパネル、
そのパネルとヘッドランプやバンパーとの見切りなど強い共通性を感じます。
インパネ・ディスプレイ
以下の写真は「人とくるまのテクノロジー展」の展示パネルです。
これまで、アリア・サクラと試乗しましたが、
人間工学を考えた見やすく使いやすいインパネ・ディスプレイです。
写真が示すように、車両間でも統一感があります。
(左がサクラ、右がアリア)
裏話となりますが、局面ディスプレイ用のガラス、
サクラはコストを考えて分割されてます。
職業柄、ポリカーボネートの局面成形で安価にならないものかと思ったりもしました。
使いやすい:主たるユーザー女性層の視点を反映し完成度が高い
軽にもかかわらず、助手席前の収納、いわゆるグラブボックスは上下2段となってます。
上段は引き出し式、下段は通常と同様の回転式です。
使用頻度の低い小物は下段という使い分けを想定してます。
動画と写真で確認してください。
従来、グラブボックスに収納していた車検証等は、助手席ドア内に収納できます。
普段あまり取り出すことがない上にかさ張る車検証などは、助手席ドアポケットに入れ、グラブボックスは日常頻繁に使うもののみを収納すれば使い勝手が格段に良くなります。
ドアトリム中央、アームレスト下のステッチもおしゃれです。
開発の際に女性ユーザーの声を聴いた結果のパッケージです。
実によくできています。
感心してしまいました。
広々室内
軽とは思えない広さがある居住性です。
フロントの足回りのすっきり感は、これまたアリアと共通です。
助手席の足回りです。
インパネ横いっぱいの木目調パネルも質感アップに貢献しています。
軽とは思えないほど、リアが広い
特に驚いたことはリアの居住性です。
足元に余裕があります。
写真は、翌日に試乗したHonda eとの比較ですが、それよりもはるかに余裕があることがわかります。
サクラのリアシートは20cm程度スライド可能です。
写真は、後ろまでスライドした状態です。
スタイルデザイン
軽自動車のサイズに収める必要がある関係上、デザインとしてはそれほど工夫ができないところですが、ぱっと見に華やかな先進性を感じます。
ドア上部、フロントからリアにかけてのブロンズラインがおしゃれです。
走行シーンと試乗の感想は次にレポートします。