ホンダのEV Honda e 試乗その1 外形・外装デザインと機能
日産の軽EVサクラの試乗に関してレポートしました。
日産の軽EVサクラ(SAKURA) 試乗その1 – 技術オフィス Tech-T 開発と製造のコンサルタント
引き続いて、ホンダのEV Honda eの試乗をレポートします。
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本レポートは外形・外装中心です。
グレードは ノーマルのeと 上級のe Advanceの2種ありますが、試乗した車はノーマルのeです。
モーター出力が100kwとe Advanceの115kwより小さい分、航続距離が283kmと34km長くなってます。
なお、2022年12月現在、ホンダのサイトにはノーマルeが掲載されていませんので販売ドロップかもしれません。
車両の受け渡し場所は銀座の地下駐車場です。
写真のように、充電状態です。
返却時も充電状態にします。
最近のEV車のレンタルはこのスタイルが多いようです。
満充電状態で借りられるので安心です。
春先にHyundaiのEV IONIQ5を借りたときはこのシステムではなく、充電率60%での借り出しで、残りの走行距離を気にしながらの運転となりましたが、もうそんな心配はなさそうです。
半年でのEVを取り巻く環境の変化です。
キュートでコンパクトなデザイン
ボディサイズと取り回し
車体を見た瞬間に、実にコンパクトとの印象でした。
ホンダのコンパクト車のフィット、日産のEV リーフとボディサイズを比較してみます。
ホイールベースがフィットと同じ、車長もフィットとほぼ同等、ワイドは50mmほど広いですが、フィット並みのコンパクト車です。
リーフより全長が600mmほども短い車体です。
なぜか、リアシート2人の4人乗りです。
フィットが5人乗りにもかかわらずです。
後ほどもレポートしますが、リア着座時は、膝が前席につくくらいにキツキツです。
日産の軽EVサクラのほうが余裕がありました。
回転半径はなんと、4.3m、
フィットやサクラは4.7m程度ですので、実に楽々取り廻せました。
一般的な6m道路なら、切り返しなしで反転が可能です。
行き来する際にとても重宝しました。
外形デザイン
写真、フロントとリアを比較してみてください。
同じデザインといった遊び心のあるクルマです。
外装関連の機能
フラッシュアウターハンドル
通常はドアパネルと面一になるように格納されていますが、リモコンキーの操作でポップアップします。
テスラやHyundai EVのIONIQ5と同様の機能です。
隠しリアドアハンドル
トヨタのCH-Rなど、小型のSUVでよく見かける機能です。
ドアハンドルが意匠的に隠されています。
こちらも周辺パネルと面一となっており、ドアハンドルの前側を押し込みながら開きます。
操作性が悪く慣れが必要です。
また、樹脂製のハンドルの強度が低く、開く操作の際にくにゃくにゃするというかなり質感の低いものでした。
サイドカメラミラーシステム
サイドミラーは電子式となってます。
フロントドア前側上部に取り付けてあるカメラで捉えた後方映像が、ワイド全域に渡る大型のインパネディスプレイの両サイドに表示されます。
従来のドアミラーよりも視認のための首振り角度は少なくなりますが、慣れないうちは、従来のドアミラー位置を見てしまいドキリとしてました。
トンネル内や夜間は、しっかりと確認できます。
慣れれば使いやすい装備です。
引き続いて、内装や特徴的なインパネ・ディスプレイ、さらに車内外走行シーンの動画や試乗の感想、電気自動車としての特性に関してレポートします。