BEV グローバル販売動向 1-2月
先に、日本に輸入されているBYD ATTO3とHyundai IONIQ5の1-3月日本国内販売台数をレポートしました。
EV電気自動車BYD ATTO3とHyundai IONIQ5の1-3月 日本国内販売台数
今回は、クリーンテクニカで公開されている 今年1-2月のグローバルBEV台数データおよび手元データで、グローバルと中国の動向をレポートします。
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メーカー別シェア Teslaに肉薄するBYD
2023年1-2月のBEVメーカー別のシェアです。
昨年後半からBEV台数急増のBYDがTeslaに肉薄しています。
BEV+PHEVの台数では昨秋より、BYDが上回っています。
SAIC Grは上海汽車集団ですが、この大半は、上海汽車GM五菱の宏光Miniです。
Geely-Volvoの内訳車種は吉利汽車、VolvoそれぞれのBEVです。
なお、他のデータよりもこのシェアが高めになっているようにも見えます。
要チェックです。
以下は、2022年年間のシェアグラフです。
これと比較すると、Teslaのシェアは3.9%、BYDは3.5%の上昇です。
また、TOP5にシェアが収れんする傾向も見受けられます。
今後の動きに要注目です。
車種別 直近3カ月のトレンド
2022年12月から2023年2月までの、12車種のグローバル販売台数のトレンドです。
1位2位はTeslaです。Model 3は減少傾向です。
BYDは4車種入っていますが、この3カ月では大きな増加傾向はみられず、昨年後半の急増が一服しているようです。
車種別ではGAC(広州汽車)のAionが急上昇
GACグループのBEV専門の広汽埃安新能源汽車有限公司(Aion)の2車種が急増しています。
2月にはTOP10入りし、6位と7位です。(1月は13位と14位)