トヨタBEV 世界販売台数【最新】
電気自動車(BEV)の販売では、日系メーカの出遅れが顕著
さて、トヨタの販売台数はどうなっているのでしょうか?
最新情報はメルマガで。
メルマガ 配信登録は こちらから
台数的には まだまだ
内トヨタ自動車発表のデータをまとめますと表のようになります。
今年の台数は5月末までですので、月平均台数に換算しました。
今年のグローバル販売は月平均で、昨年の3.5倍です。とはいえ、このままのペースで進みますと、年間でのグローバル販売台数で10万台程度です。
以下のスライドは、当社の講演スライドです。
2022年のメーカ別のBEV販売台数です。
各社それぞれ伸びるでしょうから、トヨタの年間BEV台数見込みの10万台は、TOP企業の1/15程度に過ぎません。
車種的にも まだまだ
そもそも、売るクルマが作れません。
C+pod(しーぽっど)
2020年に発売した2人乗り、最高時速60kmのBEVです。
走行距離150km(WLTC) 価格170万円です。
ちなみに、外板はすべて樹脂製でした。
bZ4X
去年の5月に発売したトヨタ初の本格的BEVです。
ただ、タイヤはずれのリコール問題で半年近く、生産停止してました。
日本ではKINTOのみ。
2回試乗しましたが、BEVの嬉しさが生かされていません。
価格的にも魅力的なBYDのATTO3や、BEVとしての完成が高く欧州・アメリカでの受賞歴もあるHyundai IONIQ5がおススメです。
試乗まとめはこちらから。(相変わらずの辛口でゴメンナサイ)
TOYOTA 電気自動車(EV)bZ4X 試乗まとめ
YouTube動画はこちらから。
TOYOTA 電気自動車(EV)bZ4X YouTubeで公開中
LEXUS RZ
4月に発売されました。
バッテリーは71.4kwhと搭載し走行距離494km(WLTC) 価格880万円です。
150kw+80kwのAWDです。
バッテリースペックをみると、bZ4Xと同じユニットかもしれません。モータはブルーネクサスのe-アクスルと同じスペックです。
bZ3
BYDとの合弁で開発された中国向けBEVです。昨年の9月に発表されました。
この4月から本格的に販売しています。4月の販売台数は2000台程度です。
今後、爆発的に売れて、トヨタの今年のグローバル台数をけん引するでしょうか?