人とくるまのテクノロジー展2023 NAGOYA -BEVへの提案-
2023年7月5-7日に開催された 「人とくるまのテクノロジー展2023 NAGOYA （主催：公益社団法人 自動車技術会）」最後のレポートとなります。
BEVの関連した展示の中から、樹脂の活用にフォーカスして紹介します。
デンソーやアイシンから、インバーター、e-アクスル、SiCパワーデバイスなども展示してありましたが、当サイトでは紹介済みの内容となりますので、ここでは、三菱ケミカルからの提案、3点を紹介します。
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三菱ケミカル 薄肉モータコイル絶縁シート
従来、３層程度の絶縁シートでしたが、単層で薄肉のポリエーテルイミド（PEI)樹脂シートとすることで、コイルの集積密度向上を狙った新開発樹脂です。
写真の矢印先部が、ご提案のPEIシートです。
三菱ケミカル CFRP製車載バッテリーケース
バッテリー重量がかかる中央部にUD材を使用。外周は、熱可塑CFRPを熱プレスし、リブ等を形成したCFRPのハイブリッドP構造とのアイデアです。
展示品は、実寸法の1/3程度のサイズのコンセプト品でした。
三菱ケミカル 電子デバイスの各種放熱材料
電子デバイスの放熱は重要な課題です。
本提案は、高伝熱性の樹脂シートのご紹介です。
BNをフィラーとしたエポキシ樹脂のシートです。
BNを配向させる等により、高伝導性を得ているものと推定しています。
個別のコンサルティングサービスでは更なる詳細や今後の方向性などを解説いたします。
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