意匠トレンド スタイルデザイン(3)-詳細-
2回にわたり、中国 上海で感じた車のスタイルデザイン、フロントマスクの変化についてレポートしました。
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トヨタの最近のデザイン
クラウンクロスオーバーの試乗レポートでも触れていますが
従来のクラウンで圧倒的な存在感を示したメッキグリルはありません。
試乗レポート クラウン・クロスオーバーHEV バンパーにグリル状の意匠はありますが、開口しておらず、単なるデザインです。
これは、ソウルで試乗&ショールーム見学したGenesisでも同様でした。
グリルに関しては、以下のレポートの最後をご参照ください。
昨年1月に発売されたHEVプリウスも同様にグリルレスのデザインです。
バンパー下部に目立たないように開口を設けているなどは、中国OEMのPHEVと同様です。
Hyundai BEVのフロントマスク
IONIQ5&6、KONA(2023)はあきらかにグリルレスデザインです。
Teslaや中国BEVと同様の印象を与えます。
Hyundai 電気自動車BEV IONIQ6 試乗レポート
一方で、KONA(2019)等は、グリル状のデザインが残存しています。
Genesisの非開口グリル意匠と同様です。
IONIQ5,6が登場するまでのモデルのIONIQ Electricも同様でした。
やや、古臭さを感じます。
ベトナム ビンファストのBEV
12月にベトナムの電気自動車市場調査に行きました。
地元財閥のビンファストのBEVが主としてタクシーに、相当数導入されていました。
こちらのデザインもグリルレスです。
ただ、デザインのせいでしょうか、あまり先進的との印象は受けませんでした。
Japan Mobility Show コンセプト車
Japan Mobility Showで各社から展示されていたコンセプト車も同様にグリルレスのフロントマスクです。
BMWのノイエ・クラッセは、ブランド意匠としてのキドニーグリルは残していますが、いわゆるグリルというイメージではありません。
LexusはZC、ZLともに別部品構成のスピンドルグリルはなく、スピンドル(糸巻)を彷彿とさせるラインと面構成となってます。
AFEELAは、もっともTeslaの味付けに近いとの印象を与えています。
ABS樹脂やメッキ屋さんには冬の時代
メッキグリル用の樹脂はABSです。
グリルレスになるということは、その樹脂の採用が減少することとなります。
もちろんメッキ加工のニーズもかなりの減少と推定されます。
脱炭素対応としての自動車のリサイクル性が取沙汰されています。
このための対応として単一材料化・モノマテリアル化、さらには材料統合を求められる方向にあります。
この点からも復活の兆しはなかなかに感じることができません。
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