水素エネルギー社会(26) ヒュンダイFCVのNEXO 韓国内月間台数1000台超え

4月の販売台数は1265台  
トヨタ新型MIRAIの日本国内登録台数の4倍

韓国の通産エネルギー省発表によると、ヒュンダイのFCVであるNEXOの韓国国内販売台数が1,000台超えの1,265台となってます。

ちなみに、韓国での4月の自動車販売台数は、161,097台(うち25,902台が輸入車)ですので、NEXOは、0.7%となります。とはいえ、世界でもっともFCV販売率の高い国となります。

月間台数は 1000台前後で推移、年間1万台超えの見込み

3か月分の統計を追いかけると、
 3月 934台
 4月 1,265台
 5月 756台

です。

同期間のトヨタ新型MIRAIの日本国内登録台数は300台弱で推移しています。
韓国での登録はおおよそ3倍です。

韓国政府の補助金の効果?

韓国におけるFCV車の購入補助金は、
市販価格のおおよそ50%で、
NEXOの実質購入価格は約300万円です。

日本の補助金は今年から増額され、最大250万円です。
仮に新型MIRAIの最廉価車650万円にそのまま適用されると約400万円です。

日本では通産省と環境省のそれぞれの補助金があります。
 自宅のエネルギがすべて次世代エネルギ由来であること(環境省)
 外部へ給電可能な車両で自宅にその受電設備があること(経産省)

ほかに、地方自治体によっては県独自、市独自の制度があります。これらが250万円枠とは別かどうか不明です。
なお適用も、個人OK、個人はだめだが個人事業主はOKなど複雑で、金額も数倍の差があるなどで、結局理解不能でした。

本件の情報元です。韓国語となります。

以下のリンクで表示される韓国 通産エネルギー省のニュースリリースから、当該の資料のPDFをクリックしてください。

산업통상자원부 통합검색 (motie.go.kr)

あるいは以下をクリックするとダイレクトに4月統計のPDFファイルがダウンロードできるかもしれません。(PCのセキュリティ設定によってはできない場合があります)

https://www.motie.go.kr/common/download.do?fid=bbs&bbs_cd_n=81&bbs_seq_n=164102&file_seq_n=1

FCVにご興味ある方は以下もご参照に。

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