HyundaiとToyotaのFCVスペック比較

【詳細比較】
MIRAI(新型と旧型)
HYUNDAI(NEXOとその先行のix35 FCV仕様)

水素エネルギ社会(20)Hyundai FCV NEXOの秘密

水素エネルギ社会(21)Hyundai NEXOの水素タンク

水素エネルギ社会(23)トヨタの新型MIRAI

2020年12月に新型MIRAIが発売されました。燃料電池自動車はHYUNDAIが先進的ですので、日本で入手しにくい情報も含めて調査内容を表にして比較しました。MIRAIは新型と旧型、HYUNDAIはNEXOとその先行モデルのix35 FCV仕様、計4車種の比較です。

NEXO、新MIRAIともに搭載水素タンクの本数は3本です。ただし、NEXOはSUVの配置レイアウトの自由度から1種であるのに対して、新MIRAIはスポーティセダンにした苦労が出ています。

スタックの能力が、多少新MIRAIのほうが高いほかは、販売価格も含めて似たようなスペックです。リチウムイオンポリマー電池は電解質を使ってますので基本的にはリチウムイオン電池です。全個体電池ではありません。

量産FCVの世界発は、日本ではMIRAIと言われていますが、海外情報を知れ得た限りではix35 FCVが最初のようです。韓国は国家としても力を入れているようですし、政府と企業の関係などもグローバル戦略的に効果的です。この辺りは、こちらのの無料セミナで簡単に説明予定です。詳細は、有料となりますがこちらにご参加ください。

急に思い出しましたが、2001年 1か月の休暇を取り中国にビジネス調査に行きましたが、その際に訪問した上海交通大学で燃料電池車の実車を見せていただきました。寒い中で実験場まで案内され、旧型のフォルクスワーゲンのサンタナを改造した試験車を紹介してくれました。当時はFCVにまったく興味がなく、汚い改造車との印象だけでしたが、大学の先生は先進的研究をPRしたかったのでしょう。上海交通大学のスポンサーはフォルクスワーゲンです。江沢民さんの出身大学でバックボーンでもあります。

上記の表の引用、転載をご希望される方は、問合せからご連絡ください。情報の確度など、ご注意点がありますので。