【速報】オンライン新車発表 HiPhi Y(高合汽車/Human Horizons)
昨日(7月15日)19時(日本時間20時)からオンラインで新車発表会がありました。
ついに価格が明らかになりました。
最も安価なグレードが33.9万元(約660万円)と、これまで発売した2車種 HiPhi Z、HiPhi X(60~80万元)のほぼ半額という衝撃的なプライス設定でした。
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HiPhi および 高合汽車は 2017年に上海で設立された高級BEVメーカー 華人運通(英名 Human Horizons)のブランド名です。
2021年5月に1車種目の HiPhi Xを出荷、
2022年7月には2車種目の HiPhi Zを販売しており、
今回の HiPhi Yで3車種目となります。
なお、Xには、(株)アイシン様のご協力にてサーキットで試乗しています。
X、Zの当社レポートに関しては、本レポートの最後尾からアクセスいただけます。
今回発表の HiPhi Yに関しては、FaceBookのビデオもご参考に。
(以下の画像をクリック)
衝撃の低価格
オンラインで以下がアナウンスされました。
これまでの 1500万円級の超高級BEVに比べれば圧倒的に安いプライスです。
通常容量のバッテリ搭載車(76.6kWh、560km WTLC)が2グレードあります。
(1元=19.4円換算)
先鋒モデル 33.9万元(約658万円)
精英モデル 36.9万元(約716万円)
日本のBEVですと、日産アリアB6、トヨタbZ4Xと同じ価格帯です。
大容量バッテリ搭載車(115kWh)も2グレードあり、
長距離モデル(810km)39.9万元(約775万円)
旗艦モデル(765km) 44.9万元(約872万円)
旗艦モデルがAWD それ以外はRWDです。
通常容量バッテリはBYDから、大容量はCATLからの供給でいずれもLFPです。
HiPhi Y オンライン新車発表
オンライン発表はWeChatとYouTubeで同時配信されました。
YouTube配信では、創業者兼CEOのDing Lei(丁磊)氏のプレゼン部分などは英語で同時通訳されてました。
海外向けを意識しているようでしたが、司会進行や関係者インタビューなどは中国語のままでした。
一方、WeChatでは、適宜解説がインポーズされるとともに、視聴者のコメントが画面左下側に逐次表示されるなど、リアルタイム性を感じるものでした。
オンライン開始時点での視聴者は約1万人でしたが、1時間後の終了時点では120万人に達していました。
HyundaiやToyotaなども、ワールドプレミアとして、発表を同時に世界配信していますが、コストと訴求力の両面でオンラインの比重が高くなっているように感じました。
冒頭、東京、ミュンヘン、ロンドン、リヤド(サウジアラビア)からの祝福のビデオが流れました。
欧州での販売がアナウンスされていますのでミュンヘンとロンドンからのコメントとなります。
また、サウジアラビア政府がなんと56億ドル(約7800億円)を投資し、合弁での開発・製造・販売の合意したことが6月に公表されています。
一方の東京ですが、現在、日本での販売は計画されていないということですが、アジアン重要拠点としての選定だったのでしょうか?
*画像はYouTube配信から。
速報は以上となります。
スペックや特徴などは別途レポートします。
欧州販売の件も別途レポートを予定しています。
高合汽車(Human Horizons、華人運通) 関連の当社レポート
テレビ東京のモーニングサテライトでも3月に特集されていました。
テレ東 モーニングサテライトで 高合汽車(こうごうきしゃ)をミニ特集
今回ご紹介したHiPhi Yに関する先行のレポートです。
高合汽車(こうごうきしゃ)HiPhi Y 3車種目のEV公開
上海モーターショー先取り 高合汽車(Human Horizons) 高級EV HiPhi Y発表へ
先行して発売されている2車種のレポート
1車種目 SUVタイプのHiPhi X
HiPhi Xのサーキット試乗レポートはこちらから
2車種目 Digital GT HiPhi Z
同社に関する試乗等、これまでのレポートは以下から参照ください。
華人運通(Human Horizons)HiPhiシリーズ レポート
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