トヨタ/ホンダ/日産 人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA
7月17日~19日にAichi Sky Expoで開催された「人とくるまのテクノロジー展2024 NAGOYA (主催:公益社団法人 自動車技術会)」の中で、目についた展示をご紹介します。今回はOEMの展示の中から、トヨタ/ホンダ/日産に関してレポートします。
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トヨタとホンダからは新水素燃料自動車が展示されていました。トヨタとホンダはカーボンニュートラル対応として樹脂のリサイクルを、日産はBEVと自動運転関連技術を訴求していました。
トヨタ自動車
トヨタからは、昨年末に販売を開始したCROWN FCEVのカットボデーが展示されていました。基本的なプラットフォームは2代目MIRAI踏襲ながら、各所に手を入れています。常に多数の方が見学しており、注目度の高いところでした。
FCEV製造時の炭素繊維端材を有効活用しコンクリートの強度剛性を図ってます。
トヨタ関連の先端的材料メーカのアドマテックスからは、マイクロ波を応用することで均一ナノ粒子化技術が紹介されていました。100℃程度の低温焼結が可能で、プリント後に焼結し、配線・ヒータ・センサー等として機能させることが可能です。
本田技研工業
新FCEV CR-V e:FCEV
北米では4月に発売。日本では7月19日、リース販売を発表しました。
リサイクルPETをN-VANのフロアマットに採用しています。
透明度が高く、耐傷つき性を有するバイオエンジニアリング樹脂のDurabio(三菱ケミカル)を二輪風防に採用しました。
日産自動車
ProPILOTのさらなる高度化開発です。一般道での実用的な自動運転狙いです。
また、リーフからの歴史ある電気自動車関連技術開発もアピールしていました。
電池に関しては、3つのアプローチです。
① 全固体
2028年目標 繰り返し耐久性がカギ
② 3元系
電極材、箔の改良で
充電時間半分、密度2倍 ほぼ3元系の限界へ
③ LFP
低コスト狙い 軽EVでの採用
eアクスルに関しては、日産の戦略を生かして、ePower(HEV)とBEVの部品共用化を進めます。
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