「プラスチックス」トヨタ生産方式第12回 真因究明のための層別
「プラスチックス」2021年10月号
トヨタ生産方式を成形加工に応用しよう! 連載第12回
真因究明のための層別
<事例4: 内装加飾品の不良対策>
今回は、最も理解し易くすぐに応用ができるが、その効果は大変に高い層別を取り上げました。トヨタの問題解決、「5回のなぜ」の際には、必ずといっていいほど活用していた手法です。まさに真因究明の手法です。
層別の着眼としては
・時間(秒から季節まで、いろいろな時間軸で)
・工程
・場所(加工工場やラインなど)
・人(作業者、担当の組や班、夜勤・昼勤など)
などです。
着眼点を元に、
・不良率
・不良の度合い
・不良発生の部位や分布
などの視点で層別品を比較することで、差異が見つかれば、なぜその差異が生じるのか、層別のそれぞれを比較検討することで真因にたどりつきます。
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「プラスチックス」は、日本プラスチック工業連盟誌です。
10月号の主な内容をご紹介します。
特集: プラスチックの検査・測定から分析まで
海洋分解性、耐候性加速試験法、色の検査など、特徴ある検査計測法が取り上げてあります。
特設記事: 不織布の現在
まさに今大活躍のマスクの材料に関する解説です。
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