リアル展示会報告 名古屋DMS
第6回名古屋ものづくりワールド
名古屋DMSは、構成している複数の展示会のひとつの名古屋 設計・製造ソリューション展の略称です。
3日間の開催初日となる本日4月7日に見学に行きました。ポートメッセ名古屋です。
出展数、展示の実行総面積はコロナの前の半分程度です。かなり余裕のある配置です。
見学者も、以前のような蜜という状況ではありませんが、まあまあの人出でした。トヨタの作業服の人も見かけたので、出張全面禁止ではなくなっているようです。
会場には、写真のような
地元企業からの「応援メッセージ」
も掲示してあり、コロナに負けずにがんばろうという意気込みを感じました。
会場内でふと気がつくと、コロナ関連機器の展示が目立ちました。工場内換気用の直径2m近いファン、除菌システム、簡易組立式クリーンベンチ(換気機能付き)などです。
CFRP用の3Dプリンタとしては、Markforged社の製品を数社の代理店で展示してました。この機器の特徴は、短繊維CF+ナイロン樹脂による、従来式の3Dプリントに加えて、
炭素繊維フィラメントでも積層出来る
点です。サンプル品として短繊維CF樹脂で積層し外周を長繊維CFで覆うものが展示してありました。長繊維CFで外周を保持するために画期的に強度が上がってます。
ご許可をいただいたので機器とサンプル品の写真を掲載します。短時間ですがビデオもあります。なお、この機器は単ヘッドで短繊維CF樹脂用です。長繊維CF用の危機はダブルヘッドで短繊維CF樹脂と長繊維CFフィラメント用のヘッドが付いています。
機器の価格や材料費に関してもお伺いしました。ご興味のある方は、お問合せからご連絡ください。
長繊維CFの3Dプリントに関しては、3月初めに開催されて複合材料学会での発表がありました。以下、ご参照ください。