日産EV アリアは良いクルマ 開発者講演を聴講

アリア開発者の講演から、
10年以上に渡る”リーフ”の実績ベースでの開発のクルマで、
「日産アリアは良いクルマ」との感想でした。

良いクルマはぜひ、現認しよう!
ということで、日産ギャラリー横浜で実車をチェックしてきました。

日産アリアは 良いクルマ

5月に開催された人とくるまのテクノロジー展2022横浜(主催:公益財団法人 自動車技術会)恒例の新車開発講演。
アリアの開発者の講演を聴講しました。

新時代の電気自動車 日産アリアの開発

日産自動車株式会社
第一製品開発本部
第一製品開発部 
車両開発主管

中嶋 光 氏

電気自動車ならではの力強い加速、
滑らかな走り、静粛性を兼ね備えながら、
室内はラウンジのような心地よい空間を実現した、
革新的なクロスオーバーEV「日産 アリア」の
新技術や魅力を車両開発責任者より紹介します。

聴講の際、いくつか特徴的な点、印象的な点をメモしました。

<開発コンセプト>

〇ラウンジのようなくつろぎ空間
〇移動時間を楽しみに変える先進機能

<EVリーフの10年の経験を活かし、EVのメリットの最大化>

ARIYAのための新プラットフォーム

4595×1850×1655  ホイールベース2775 

モーターの小型化でホイールハウスを大きくできた結果、前輪舵角を大きくすることが可能となり、最小回転5.4mを実現

モーターを小型化し空調ユニットを前出し室内空間確保

超薄型バッテリ

この結果バッテリ部にクロスメンバを内蔵・骨格部材として活用することでラウンジのようなくつろぎの室内空間実現

移動時間を楽しみに変える先進機能(プロパイロット2など)

<EVの経験に基づく、圧倒的静粛性>

低速時、高速時ともに世界TOPレベルの静粛性

遮音ガラス、吸音タイヤ、遮音カーペット・EGルームや壁面の吸音材で実現

<新開発のモーター>

ローター部の永久磁石を電磁コイル化
 低速度時静粛性と高速時高効率化が可能な上。モーター自体もコンパクト化

この結果、加速Gが高く、そのまま維持できるパワフルな走り

やはり、実績・経験は大切です。
その上での理詰めの開発で作り上げられた車がEVのアリアです。
トヨタがハイブリッドのプリウスの経験を元に、
世界TOPのHVメーカーとして君臨しているように、
日産はEVで君臨する実力を感じた講演でした。

日産アリアは良いクルマ、という感想でしたので、
実車確認と試乗にチャレンジしました。

次回は、日産ギャラリー横浜での実車確認レポートです。

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