会場の一角では、相当な面積で名古屋大学ナショナルコンポジットセンター(NCC)企画展も開催されていました。NCCのコンソーシアムに参加している企業の展示です。 その中から、本田技術研究所のケミカルリサイクルをご紹介します。
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名古屋大学ナショナルコンポジットセンター企画展
NCCのコンソーシアムに参加している企業12社・2機関による展示です。
NCCは新しいコンソーシアムnccPrimeの活動を紹介していました。
写真の左側の透明ボックス内はASRです。このコンソーシアムではASRもリサイクル活用するというものです。詳細については別途レポートを予定しています。
会場で配布していたコンソーシアム説明パンフレットとNCCへの入会案内を掲載します。
その他の出展状況
ケミカルリサイクルアクリル材を使用した車両展示
本田技術研究所は、ケミカルリサイクルPMMAで成形した外板を使用したEVコンセプトカーを展示していました。外装の白パネルは、ケミカルリサイクルしたアクリル樹脂により成形したものです。射出無塗装であることを示すために、あえて黒顔料をわずかに混入し射出しています。大理石状の外観は射出ごとにわずかに変化するため、工芸品的な風合いがあります。
廃車となったホンダ車のテールランプカバー(アクリル、PMMA)を回収し、協業先の三菱ケミカルグループにてケミカルリサイクルしています。
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