国盛化学の「ケーブル・ホース案内保護装置」を紹介します。特殊射出成形技術と金型技術を融合によるものです。2色連続成形により摺動部のベルトを樹脂で構成することができました。このため摺動時の静音性と防塵性に優れているとご説明いただきました。

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「ケーブル・ホース案内保護装置」とは 

ケーブル・ホース案内保護装置とは、その装置内にケーブルあるいはホースを配置し保護するものです。 

ただ単に配策しているだけではなく、装置可動部に取り付けてあるケーブルあるいはホースが、装置の動作の際に挟み込まれたり引きちぎられたりしないように保護する装置です。この保護装置自体が底面部の一体ヒンジを中心として変形可能となっています。 

会場では、スター精機の取出し機をデモ展示していました。このケーブル・ホース案内保護装置が使われていましたので、ビデオを撮影しました。 

写真 ホース案内保護装置の実用化例: スター精機製の取出し機 

射出成形法の知恵の塊 

連続一体成形 

各ユニットの底部が一体成型ヒンジで繋がっています。このヒンジを起点として、連続したユニットを曲げることができます。複数のユニットを成形した後、取り出して、1ユニットのみを型に設置した状態で成形することで連続的なユニットを成形することができます。 

基本ユニット部を複数個同時成形 
 ↓ 
冷却固化取り出し後に、一ユニット分のみを型内に残すように移動・配置 
 ↓ 
再度射出成形することで、複数ユニットを付加 
 ↓ 
この繰り返しにより原理的には無限の長さの成形品(案内保護装置)が製造可能 

蓋部も2色成形で一体成形 

2色成形で回転可能な蓋部を同時成形します。 

樹脂成形法だからこそ実現可能です。成形工程のみ、圧加工や組み立て不要でこれだけの機能品をつくることができます。まさに、知恵の塊です。 


 

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