2024年12月初めにバンコク北部の展示会場IMPACTで開催されたMOTOR EXPO2024を取材しました。 既報のレポートは以下からご確認いただけます。
自動車メーカー主体の未来に向けたコンセプト車を展示するいわゆるモーターショーというよりは、展示即売の様相が強い展示会でした。
主催者からは毎日、ブランド別での販売台数が発表されます。 その台数を集計し、傾向を分析しました。
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主催者発表データを基に開催13日間の総台数をブランド別、国別で分析しました。また、2022年から2024年まで3年間のトレンドも見てみました。
概要としては、以下となります。
・総台数は前年並みの54,513台
・国別では、今年から中国系がTOPに
・中国車の大半はBEV
上位10ブランドは日中で痛み分け
表は、ベスト10ブランドとその本社拠点を国別で分析したものです。日本と中国で5ブランドずつとなっています。
さらにBEVのみの販売と推定されるブランドを黄色背景で分類しました。MG(現在は上海汽車傘下)はBEVにシフトしつつもガソリン車の販売も継続しています。一方で、他の4ブランドのタイにおける販売車両はすべてBEVと推定しています。
2023年に急増した中国系が2024年はついに日系を逆転
2023年と2024年の総販売台数における国別シェアをまとめました。
2023年は日系、中国系ともに44%でした。
2024年は中国系49% 日系42%と逆転しました。
2022~2024年 販売ブランドのトレンド
上位10ブランドのここ3年間のトレンドです。
2022年は中国系は3ブランド(うちBEV専業が2ブランド)でしたが、
2023年に急増し過半の5ブランド(うちBEV専業が4ブランド)となっています。
2024年も同様に5ブランドずつです。
2023⇒2024年での主な増減は以下の通りです。
<主な増加>
トヨタ 約1000台増
BYD 約1500台増
<主な現象>
HONDA 約1000台減
AION 約1000台減
GWM 約1500台減
これによりHONDAが3位に後退しBYDが2位となってます。
お祭り、イベントでの販売傾向にはご注意を
以上は、展示即売というイベント MOTOR EXPO2024での販売傾向という点にご注意ください。自動車メーカーとともにタイ現地の代理店や販社も販売台数UPを狙い集中的に活動する会社が多いそうです。特に中国系は力を入れている雰囲気を感じました。一方で、たとえばTESLAのように、ほとんど力を入れないメーカーもあります。
グラフは2023年年間新車販売台数を基にした国別シェアです。
日系が83%、中国系が11%です。
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