【速報】トヨタ自動車株主総会2024 出席

本日、6月18日 トヨタ自動車本社で開催された株主総会に出席しました。まずは、概要を速報します。
のちほど、より詳しく続報します。

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まずは、今年のお土産の紹介です。
恒例のミニカーですが、ことしは間もなく発売されるランクル250でした。

豊田市駅前 名鉄トヨタホテルの送迎バス、および、会場入口の雰囲気です。

昨年と同様に、開催日は雨となりました。時間によってはかなりの強雨でした。取材中のTVクルーも昨年同様に雨合羽を着ての取材です。

今年も取材ラッシュ

なぜか、取材マスコミから毎回多数の取材を受けます。私にとっては取材ラッシュでした。
こぎれいな服装と年齢から、何かしら意見を言ってくれそうに見えるためでしょうか(笑)
昨年はテレビ朝日と日経新聞から取材を受けました。
今年はテレビ朝日・中京テレビ・共同通信・日経でした。テレビニュースや新聞が楽しみです。
名古屋市の60歳代の会社役員(経営者)と報道されたら、私のインタビューかもしれません(笑)

今年の総括

約2時間、正午前に終了、株主質問は約10件と例年並みの総会でした。特に紛糾することもなく、型式承認への不正対応に関して厳しい質問もない平穏な総会でした。最も大きな差は、今年から議長が佐藤社長に変わったことで、残念ながら、昨年までの豊田章男議長による、軽妙でコミカル、会場に笑いが漏れるという「参加していて楽しい総会」ではなくなってしまった点です。

今年の注目点、結果です。

1.型式認定の際の不適切対応に関する謝罪と説明

議長の佐藤社長が、総会冒頭の事務的な総会成立の宣言、ついで昨年業績を説明しました。この間10分ほどです。議案の説明に移る冒頭に、佐藤社長から1分ほど、この件に関する謝罪がありました。議事内でも何度か繰り返して触れるとともに株主質問も出ましたが、それほどの深刻さは感じず、淡々と進行している印象でした。

2.第2号議案 提案された新任社外監査役

50歳という若さ、女性、中日新聞の記者(取材キャップ)でこの3月に退社したということで、異質なものを感じていました。
しかし、人物紹介等もなく、ごくごく淡々と承認を得るという進行でした。

3.第4号議案 株主提案 気象変動対応のための定款変更 

株主ご提案に関して、ご提案株主からこの場で説明いただく場を設けたいとの佐藤議長ご提案に対し、会場から拍手で賛同がありました。次いで、提案した株主Kapitalforeningen MP Invest(拠点:デンマーク)(の代理の日本人弁護士)から5分程度でしょうか、結構長い時間に感じましたが、ご説明がありました。ポイントは、パリ協定に対してトヨタの取り組み状況をよりわかるように公開内容を増やすこと、電気自動車への取り組みを加速明確化すること、そのための対応を定款に明記することが提案点です。
決議の際には、佐藤議長から「取締役会は本提案に反対です。会場の皆様で同様に反対の方は拍手をお願いします」とのご発言があり、ひときわ大きな拍手が沸き起こりました。「2/3以上の株主賛同は得られず提案は採択されませんでした」とのご説明で本件は終了となりました。

4.佐藤社長の指導力、豊田会長のプレゼンス

総会進行は社長の佐藤議長であり、何点かで豊田会長からご説明いただくとの指名があり豊田章男会長が説明する場面があるという進行でした。
豊田会長からの説明の後は、会場からひときわ大きい拍手が沸き上がり、絶大なる存在感を示していました。なお、豊田会長はご自身で「院政とのうわさも聞こえるが・・・」とのご発言がありました。この詳細は続報する予定です。

5.トヨタ会館の展示場を株主向けに開放

昨年は、展示内容も株主向けに入れ替えるというものでしたが、今年は、一般展示のままの開放でした。新規に発売された車のうちで注目されるクルマの展示です。ショールームでもあまり見ることのできない、センチュリーとクラウンFCEVが展示されてましたので、写真でご紹介します。



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